ペット供養
最然寺では、昭和三十六年からペット供養を行っています。
当山にまつられている愛犬・愛猫等の供養塔は、次のような「由緒」と「願い」のもとに設立されました。
当山に飼われていました愛犬の「ルル」は昭和三十六年夏七月中旬に、春以来の獣医師の至れりつくせりの手当のかいもなく八ヶ年の生涯を閉じました。それからわずか六日めには愛猫の「ミイ」が生後一ヶ月余の子猫数匹を残して不慮の死を迎えました。九歳でした。
この現実に直面した寺族は、愛児を失ったような悲痛を味わいながら、獣医師の方々や多くの人々のご希望とおすすめによって、檀信徒と官庁の諒解のもとに、その年の秋十月に供養塔を創設した次第であります。
その後は、獣医師やペットの追善供養を希望される方々の愛犬・愛猫を中心に小鳥類や猿や金魚などのどれもが家族同様に愛撫愛育さえたペットの諸霊がこの供養塔に眠ることになりました。
亡くなったペットの為の御供養をさせていただくこと、ペットの死を通して正しい信仰に触れていただく良い「機縁」にしていただきたいこと、この二つが私共の願いでございます。
現在の供養塔は、昭和五十年七月、本堂の新築にあたり、多くの方々の御芳志によって新しく建設されたものであります。
ペット供養のご案内
納骨法要
随時勤めさせて頂いております。最然寺本堂で読経の後、合同の供養塔へ納骨します。電話、またはメールでご希望の日時をお伝え下さい。
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ご相談
日時等、まずはご連絡ください。当山では、遺骨をご持参して頂いております。火葬に関しては、お困りの場合はご相談ください。 -
納骨法要
本堂で納骨法要をお勤めします。 -
納骨
合同の供養塔に納骨します。
ペットの特別法要
3月春分の日、お盆(8月15日)、9月秋分の日の10時30分よりペットの為の特別法要を執り行っております。
卒塔婆供養
ペットの追善供養のためにお題目を書いた卒塔婆を承っております。ご命日や春秋のお彼岸、お盆などに卒塔婆を立てられる方が多いです。